フラッシュバックこの言葉を聞いたことありますか?
ある日、ある時、急に大号泣する
でも、原因は その日にその時に
起きた出来事ではなくて….
ささいなことがきっかけで
フラッシュバックは、起きる
LD・ADHD等関連用語集第4版 P.179より
その場で言えなくて抱え込み
爆発してしまう
号泣という言葉ですら生ぬるい…
頭を壁に打ちつけることもある…
でも…なにが起こっているのかは、わからない
ただ…わたしは、抱きしめるだけ
大丈夫だよ、お母さんがいるからと声をかけるだけ…
その場で見守った方がいい子
触ると刺激になる子
対処法は、さまざまです
不快な文章になることがあるかもしれません💦
自分でジブンを傷つける、自傷とパニック フラッシュバック②長男のケースケース①小2の3学期
初めてフラッシュバックしたのは、2年生の終わり
お風呂あがりでした
長女
本当に唐突でした
長女
りょう育ママ
(お風呂あがりで髪の毛びしょぬれでしたが💦)
- 急に話しかけてくる
- 長女が答えられない・わからない質問をする
- 話しかけてきても長女が答える前に去っていく
要約するとこんな感じの内容でした
このAくんは私も会ったことありますが…まぁ、自由なお人でした
初対面は、我が家🏠(笑)
わたしは用事で外出していて車
長女の帰宅時間に間に合うかギリギリの時間でした💦
帰宅後、すぐに長女を児童発達支援へ連れて行かないといけなくて本人にも早く帰るように伝えてました
家に帰ると知らない男の子と一緒に
家の庭にいました∑(OωO; )
ピンポン押しても出なかったから、庭から部屋をみたのだと思います
Aくんに
りょう育ママ
申し訳ないが、帰って欲しい。
家から学校までは簡単な道のりなので、途中まで見送りました
道中、ランドセルのまま来ているし一旦帰宅してからじゃないとお母さん心配するよと言っても
「お母さん働いてるから18時までに帰れば大丈夫」だと話がかみあわない?
長女に理由を聞くと
「私は、習い事あるから遊べないと何度も断ったけど『いいから、いいから』と着いてきた」らしい
初対面だし
保護者の連絡先知らないし
もちろん、家も知らないから送れない
心配でしたが、長女の時間もギリギリ
本人も道順はわかると言い切ったので、途中でお別れしました
次の日に連絡帳で担任の先生に事の次第を説明
Aくんが出席していることも確認できました
しばらくして
長女が送迎付きのデイサービスを利用するのを嫌がった
デイサービスのお迎えの方が迎えに行ったら、
泣いていて驚いたと報告があり、私も初めて知りました
このパニック…当時は理由が全くわからなかった
とりあえず、応急処置として待合せ場所を変えることで対応しました
で、ようやく話が戻りますが
3年生になる前に
フラッシュバックという形で話ができました
このAくんが原因だったそう…
【理由】
- Aくんに毎回、どこにいくのかを聞かれる
- 「△△(デイサービスの名前)にいく」と答える
- Aくん:△△ってなに?
- 長女が、うまく説明できなくてパニック
当時(小1)は自分がなぜパニックになったのか
何が嫌だったのかを言葉で説明できなかったのです
長女のフラッシュバックは、
自分がパニックになった話をすべて号泣しながら言い切るという形でした
その話がなんであれ、途中でとめることはできません
話を止められると何度も繰り返し話をしようとします
相手が嫌な思いをしようとも話しきらないと終わらない
家でなら付き合ってあげれますが、私が不在の場合は無理です
いつフラッシュバックを起こすのか
どんなフラッシュバックを起こすのか
私にもわかりません
周囲の理解が必要となります
不適切な時には、別室で話を聞いて貰うという配慮が必要です
もちろん、本人にもフラッシュバックを起こした時の対処法を考えていかないといけません
ケース②小3の1学期
手が荒れて、ハンドクリームでは追い付かず
もはや炎症となり
ステロイドを処方されるほどひどかった
でも、原因がわからず…途方に暮れる
すると、今度は鼻を噛んだりする回数が増えた
- 何か不安なことがあるのか?
- 長男に構いすぎているのか?
- 苦手な算数がわからないのか?
- お友達ができないからか?
ある日、主人が空気読まずに言った
原因は、たったひと言だった
りょう育ママ
鼻さえかめず
家では大量のティッシュを使い
学校では、コッソリ隠れて使用済み品を再利用していた
さらに手をひたすら洗う恐怖症のような症状が出てきました
新しいものを使うこと
そして、ゴミ箱に捨てないと机の上になにもモノが置けないよとお話した
フラッシュバックや恐怖症をひきおこすことにもつながる…そんな事例💦
ケース③小4
今度は、なんと!幼稚園の話にまでさかのぼりました💦
小学4年生の時なので
当時で4~5年前のこと
長女
自分の席をとった子がいた
その子は、どこに行ったの?
その子とは、別々の小学校になりました
しかし、長女は小学1~2年では違う学校に行ったことすら気づかなかったみたいです
…自分のことで精いっぱいで💧
3年生になってようやく他のクラスに目が行くようになったらしいです
そして、4年生になり同じ学年にいないことに気付きました
なにがきっかけで、その子のことを思い出したかはわかりません
イヤな想いを今されたかのように話します
わたしにできることは、長女のイヤな想いを聴くことだけ
すこしでも気分がはれますように…
パニックやフラッシュバックをおこして
泣きわめいて自傷行為するわが子をみるのは、つらい
でも、なんにもできなくて無力感におそわれるママもつらいとわたしは思います
ケース④小5の3学期
彼女につらいできごとがあり
心身ともに衰弱した事件が起きた
そんな時ですら、学校に行くという長女を見守っていたが
発熱という形で身体にでてしまった
すると…
今までため込んでいたものがあふれるかのように
フラッシュバックを起こす
何日もかけて
よくわからない言葉を叫びながら…
真っ正面から受け止めるにも
理解できない言葉のられつ
お互いに整理するために
わたしが絵を描きました
絵がへたくそでも大丈夫
頭の中は、どんなものでいっぱいなの?
と話をはじめると…
でるわでるわ
5年分の小学校生活の不安をぶちまけました
自然学校もたのしかったと言っていたけど
先生がいない、お風呂でもやり玉にあがってたみたい
フラッシュバックを通じて知りました
正直、進路をどうするのか迷ったくらいです
いろんな方に相談し
いろんな人と出会い
活動も仕事も何もかも時間を減らして
長女と一緒にいる時間を増やし
(事前に許可をとり)どこへでも連れて行きました
学校は、強制的にお休みしました
ながい人生、そんな日があってもいいのではないかと
幸いにもわたしは、周囲に恵まれていて
「いいよ。おいでよ。連れといで」
と言ってくれる、やさしい方ばかり
閉じこもっているのが、苦手なわたしには、とてもありがたい
親子でお世話になりました
そうこうしているうちに
コロナ休校となり、不登校には日数が足らずにならなかったのですが…
たっぷりココロの栄養を補給するようにしました
残念ながら、そんな状態でも
6年生になるからと
登校班の班長をすすめられた
本人は、下級生に負担がいくなら自分がすると言ってましたが
ココロの限界だと親として判断しました
学校へ行くのが、しんどいのに班長をお断りできなかったので
登校班から外していただきました
昼も夜も
フラッシュバックに付き合う日々
もちろん、登校する長男を見送り
通園する次男の送迎もお弁当もある…
さすがに神経がすり切れました
1年かけて、彼女の状態が整うのを
口を出さず、見守る…
環境を整え、手を出さない
言うは易く行うは難しを実感
そんな苦行でした
すべてのフラッシュバックは、家で起こる
学校や福祉では、パニックは起きてもフラッシュバックは起きない
だいたいが、家の中
もしくは、外でもわたしといっしょにいる時だけ起こる
はきだしても受け止められると思っているのか
安心だから
リラックスしてるからか
脳が見せているのか?
は、わからないですが…💦
フラッシュバックが、どんなものか学校にはわかりにくいみたいです
一度、動画で撮影したものを担任の先生にお見せしたことがありますが
愕然としてました
学校では、一度も見せたことかない姿
大号泣しながら、頭を打ち付ける…その姿は衝撃的だったと思います
先生のひと言が、こんなに長い間、忘れられず
影響するのだという事実を目の当たりにして…💦
家での生活へ想像できない…
学校の子どもだけが「その子」と思ってしまいがち
そんなときは、ケース会議をしてみてください
2022年4月セミナー・イベント情報
2021年3月セミナー・イベント情報
- スペシャルmiraicafe
4月6日(水)20:00〜 22:00 - miraicafe
4月17日(日)13:30~15:30
りょう育ママ
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