意外と知られていない「通級」のお話で
1年前に通級のことを書きましたが
いまだにアクセスがあります
今回は、もうちょっと実際の体験談を書くよ 意外と知られていない「通級」のお話
長男が通級に通っていた
在籍は、通常学級
通級は、通常学級在籍なので、親も抵抗なく受け入れやすいみたいですね。
補講のようなものと思っている方もいました
通常学級に籍をおく凸凹ちゃんも、限局性学習症(LD)・注意欠如・多動症(ADHD)・自閉症スペクトラム(ASD)言語障害・情緒障害・など様々です
参考
凸凹ちゃんって、なぁに?あつまれ!凸凹ちゃん
ちなみに、特別支援学級在籍のお子さんは通級指導教室は使えません
在籍がちがうから、です
川西市の通級指導教室では、ソーシャルスキルトレーニング(対人関係やコミュニケーション)をメインに行っています
主に授業中に取り出す方法が多いと聞きました
現在は、全小・中学校に1人通級担当の先生がいる
でも、巡回もせねばならないため
毎日、通級の先生がいないこともあある
りょう育ママ
例えば
A校:拠点校(中学校区3校)
A校:月、水、金曜日
B校:火曜日のみ
C校:木曜日のみ
といった具合に通級の先生が担当の学校をまわっている
連絡方法
担任の先生
直接のやり取りは、ほぼないですが
通級の取り出しをすると
どんな内容の支援をしたのかを
書面で教えてくださいました
単年度ごとの登録
わが家は、2学期ごろに打診されました
学年が上がるごとに在籍確認がある
個別の計画を書く
川西市では、就学指導を受けた児童は、個別計画を先生が
年単位で作成し、保護者に説明・サインすることになっています
①個別の指導計画
②個別の教育支援計画
言葉は似てますが、別物
①個別の指導計画は、子どもの実態に応じて適切な指導を行えるよう、一人一人の指導目標、指導内容及び指導方法を 明確にしたもの
学習などに対するアセスメントから具体的な支援策までのアプローチさらには、評価までしている書類
企業でもよく使うPDCA
- 計画(Plan)
- 実践(Do)
- 評価 (Check)
- 改善(Action)
の PDCA サイクル
放課後等デイサービスなどのモニタリング報告書も①個別の指導計画に近いです
②個別の教育支援計画は、情報共有するためのツール
障害による困難な状況
支援の内容
生育歴
相談歴など
子どもに関する事項について、 本人・保護者も含めた関係者かつ
過去や現在、子どもへどれだけの人が関わっているのかを知るためのツール
就学相談でわたしが書いたのは、②です。
名前は、めっちゃ似ているけれども
内容は、ちがう
そして、両方とも大切なものとして覚えてもらえればいいかなとご紹介しました
りょう育ママ
実際に支援してもらった内容
- 個別の取り出し
(グループで取り出すこともあります)
週一の取り出しを少人数制時にした
移動教室なので、だれも疑問におもわない - 授業の入り込み
- 雑談力の練習
話を簡潔にしすぎなので
課題が終わったあとに先生とおしゃべり - 高学年になるとSST(ソーシャルスキルトレーニング)やアンガーマネジメントもおこなうこともありました
頭では理解しているみたいだが
集団での経験が不足しているのではないかと言われました
わたしは、就学指導の時に長男を通級指導教室へ希望しましたが
学区内には、通級指導を行っている小学校がないため却下となりました
通級を卒業しませんか?
と先生からお声がかかった
いろんな想いがうずまく懇談理由は、集団生活のほうがのびるから
通級の先生
通級でも
支援級でも
通常学級でやっていけるよ。
通常学級に在籍にいる「気になる子」
支援担の先生が支援の手をさしのべられる場合もある
でも、本来、支援すべき在籍児童が後回しになる恐れがあるので、
保護者の中には…ちょっと💦と思う方もいらっしゃるかもしれません
支援級と通常学級在籍している、わが子
どちらの立場にも寄り添いたいです
しかし、教室を飛び出しちゃう子がいれば、命の危険もありますので、子どもを追いかけることが最優先となります
原則:危険がない場合
支援級の子どもの気持ちが落ち着いている
学習に取り組めているのを確認したら
支援級以外の子どもを支援担がサポート
たまに、支援級の子どもが交流級で落ち着いてすごしているが
通常学級に「気になる子」がいてるケースもあります
学習が滞っていたり
授業妨害したり…
するケースも実際に見てきました
目の前に困っている子がいれば、声をかける
これがインクルーシブではなく、教育だとわたしは、思っています
でも、35人学級(支援学級在籍児童はのぞく)だと担任の先生だけでは、
すべてに目を行き届かすにも限界があります
りょう育ママ
教育のプロとはいえ、授業を進行しながら、個別支援するのは至難の技だと感じています
支援担がさりげなく声かけを少しするだけで、安定することもあります
しかし、支援担も異学年を8人MAXで担当すると…
1時間で出たり入ったりとなり、そこまで手厚くフォローもできなくなることも
人間だからね
分身できたらいいのにね…💦
通常学級在籍している子のおよそ10%が「気になる子」がいると言われてる
つまり、クラスに3~4人
- 学習につまづく子
- 気が散りやすい子
- 敏感な子
- 授業と関係ないことを言う子
- 一斉指示だとわかりにくい子 などなど
さまざまなタイプの子どもが35人の中にいます
通常学級在籍でも「さりげない声かけ」が必要な場合…
担任の先生だけでは、負荷がすごい…と予想
わたしとしては、副担任の先生が学級…いや学年に1人いてくだされば…と願わずにはいられません
学年全体を見てくださる先生がいれば、先生同士の連携も取りやすくなるのでは?と思いました
困った子は、困っている子
学び方がちがうだけ
とあるスペシャリスト
こう言ってくださる方がいるのが、せめてもの救いです
実態に則した指導の形を模索していただきたく思います
一番困っているのは、本人である児童なのだから…
先生も限界がある
参考 学校から薬を勧められる「発達障害」の子どもたち東洋経済オンライン知ってる
言われたこともある
先生は、もう限界なんだよね
理想だけでは、やってけないよね
教育システムが限界をこえているんだ
今のわたしなら先生に言い返せる
りょう育ママ
よい先生もいるんだけどね
学校の先生の業務量もかなりなもの
お互いに歩み寄れればと思いますね
保育所等訪問支援やトライアングルプロジェクト
福祉サービスとの連携に今後は期待
りょう育ママ
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