子どもの発達に悩んでいるパパママは、凸凹カフェへ

保育所等訪問支援を知ってますか?

凸凹カフェでも以前取り上げた
保育所等訪問支援についてよくアクセスやお問い合わせがくるのでまとめました

【開催レポ】教えて!知りたい!「保育所等訪問支援」

★相談先については、こちらをご覧ください

誰と・どこに つながるといいのか

保育所等訪問支援とは

保育所・学校などを利用中の児童が、
保育所・学校などにおける集団生活の適応のための専門的な支援を必要とする場合に、
訪問支援を実施することにより保育所・学校などの安定した利用を促進する福祉サービス

りょう育ママ

よく聞かれますが「保育所」から人は、来ませんよ

福祉サービスなので、まずは

申請することから始まる

利用を開始するためには、通所受給者証が必要

通所受給者証の支給決定はサービス種別ごとにされますので、
すでに児童発達支援や放課後等デイサービスの支給決定がされている場合でも
保育所等訪問支援を利用するためには、保育所等訪問支援のサービス利用について申請を行い、市区町村から支給決定を受ける必要があります。

利用できる子ども

幼稚園・認定こども園、学校などに通っている子ども
障害者手帳を持っていなくても利用はできます

どこでも・誰でもいいわけではありません!

障害児支援に関する知識、経験及び集団生活への適応のため
専門的な支援技術を有する児童指導員、保育士、理学療法士、作業療法士、心理指導担当職員のいずれかである必要があります

注意
ご利用になられている療育施設でも
保育所等訪問支援サービスを行っていないこともあります
また、施設の利用者でないとお引き受けできないと言われることもありますので
一度ご確認くださいませ

りょう育ママ

学校と訪問支援員の相性は、とても大切です
慎重に見極めてくださいね

訪問先の範囲

幼稚園・認定こども園、学校、その他児童が集団生活を営む施設として地方自治体が認めたもの

りょう育ママ

わたしは、幼稚園~中学校まで使っていますよ

さてさて
受給者証が届いて…
療育施設とも契約が終わって
訪問支援員さんが決まって
どんなふうにサービスが利用できるのか
流れをまとめてみました

どんな流れになるのか?

STEP.1
訪問許可
保護者が学校に「保育所等訪問支援」を使いたいと連絡
できれば、担任の先生を通して管理職の許可をもらいましょう
わたしは、ケース会議で訪問許可を毎年確認してます
本人支援会議は、ほんにんのためになってる?
STEP.2
依頼
保護者が保育所等訪問支援サービスをしている療育施設へサービス利用依頼
はじめての利用時には、契約をかわす
※わたしの場合は、この時にどのようなカタチで学校へ訪問するのかをいっしょに考えてもらいました
思春期になる前に落としどころを決めておくのが「吉」
小学校の時には、学校の先生に興味があって来ている人とご紹介いただいたこともある
STEP.3
日程調整
療育施設が学校にいつ訪問してもいいのか?を確認
この時に学校側がいつ来てほしいのか言われるケースもあります
例えば
・修学旅行の班決めに来てほしい
・運動会のリハーサルがいい など
慣れるまでは、日程調整の連絡を保護者が取り持つこともある
STEP.4
聞き取り
日程が決まったら療育施設から保護者へ
家での様子や学校で見てほしいポイントなどを聞かれます
わたしの場合は…
・運動チックがでてきたので、いちばん多くチックが出る時を見てほしい
・移動教室をどうも一人でしているようだ。どんな様子か確認してほしい、など
STEP.5
訪問
訪問支援員が学校へ行かれる
STEP.6
学校へフィードバック
訪問支援員が見た学校生活の様子のフィードバック
療育施設で行っている工夫をお話してくださることもある
学校の先生方には、⑤の訪問日の放課後にフィードバックすることが多い
予定が合わない場合は、後日となる
次回、訪問日もこの時に決まることもある
STEP.7
保護者へフィードバック
子どもの様子だけではなく、クラス全体の様子
先生の指導の仕方、学校へのフィードバックなどなど第三者の目線でいろんなことを教えていただけました

支援の回数は?

支援は2週間に1回程度が目安と言われています。
わたしも月2回で保育所等訪問支援の申請を出しましたが
月1回は、かならず利用し
もう1回分は緊急時用に使っていました
子どもの状況や時期によって頻度は変化することもある

りょう育ママ

落ち着いていたら、利用しない時もありました

料金は?

もちろん保護者負担となります
サービス利用料金とは、別に自費が発生する部分もありますので
詳しくは、契約されて療育施設にご確認くださいませ

担任の先生に、断られても
断られた理由を知る権利は、保護者にあると思ってます
手続きも、支払いも、保護者がするもんでー💦

学校側による当日の朝にキャンセルは、お辞めいただきたい
班決めするときに半数休んだから…とか
いや、先生のせいではないので
そんなときのための1回分
どんな時にキャンセルするのかも
前もって三者で確認しとくのがよいかと

訪問日に向けて訪問支援員も保護者も時間をすり合わせて
聞き取りや段取りを組んでます
キャンセル料が発生するとこもありますのよ

家庭と教育と福祉の連携が目的

学校と児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所等との相互理解の促進
保護者も含めた情報共有の必要性
こうした課題を踏まえ、各地方自治体の教育委員会や福祉部局が主導し、
支援が必要な子供やその保護者が、乳幼児期から学齢期、社会参加に至るまで、地域で切れ目なく支援が受けられるよう
文部科学省厚生労働省で「家庭と教育と福祉の連携『トライアングル』プロジェクト」を発足し、家庭と教育と福祉のより一層の連携を推進するための方策を検討した

★文部科学省の資料
★兵庫県教育委員会の資料

りょう育ママ

子どもがおだやかな学校生活をすごせるように「工夫」を
学校・療育施設・家庭で支えていければいいですよね

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    8月の凸凹カフェで予定しております

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