子どもの発達に悩んでいるパパママは、凸凹カフェへ

努力できることが「スゴイ」

りょう育ママさんってよくがんばってますね、と声をかけられるようになりました
でも、わたしがスゴいわけではないのです
わたしは、あくまでも伴走者

がんばってるのは、本人

2020年から新学習指導要領が小学校で施行されました。
長女が小5になった年から英語が教科となり、通信簿で評価される…

それを入学前に知ったわたしは、小5までに英語に慣れてくれればと思い
英語教室を探しました。

彼女をありのまま受け入れてくださる先生を探して…
当時は、凸凹ちゃんと診断が下りていないものの
集団生活を送るのは、かなりストレスを感じていたようです。

本人が先生を選ぶ

体験レッスンを何件もはしごしました
彼女と相性のよいやさしい女性の先生とようやくめぐりあいました

「あの先生が良い」と言ったのが決め手です
先生には、彼女の特性をお伝えしてから、習い始めました

初めてのことが苦手

英語教室も最初から順調ではなかったです。

はじめての「場所」
はじめての「先生」
はじめての「お友だち」
そして、はじめての「電車通学」

なには、ともあれ本人のペースに合わせ
スモールステップですすめました。

  • 最初は、わたしといっしょに
  • 2回目は、わたしは教室の外で待機
  • 1年生の間は、車で教室まで送迎
  • 2年生は、車の駐車場でお見送り
  • 駐車場からは、一人で教室に
  • 3年生は、電車を乗る練習
  • 1ヶ月で1人で乗れるようになりました
  • 駅から自宅まで歩く練習
  • 切符を買う練習

焦らずゆっくり出来たとこを1つでもほめるようにします

りょう育ママ

だって、嫌がられたらわたしが困る

ジブンでできるように一緒に考える

わかりやすいように、地図を作ったり
切符の買い方を写真で撮ってまとめてプリントアウトしました

りょう育ママ

これは、何度もおなじことを聞かれるのをさけるため

失敗してもだいじょうぶ
ママだって、まちがえるし
ママもわかんないことあるし
何度もおなじこと言うのを嫌になることだってある

完ぺきな人なんていないんだよと伝えています

少しずつでも話し合う

最初からハードルを高く上げないのがコツ
あと、選択肢を3つくらいあげると子どもも選びやすいです

例えば

  1. 電車にひとりでのる
  2. お母さんと一緒に電車に乗る
  3. 他のアイデアがあれば教えてね

りょう育ママ

なにができそう?
お母さんといっしょなら電車に乗る

長女

いちばんのポイントは、【その他】を作ること

選択肢が2つしかないとその中から選ぶようになり
ジブンから考える機会を奪ってしまわないように
わたしは、注意しています

りょう育ママ

どうしたらできるのか

りょう育ママ

不安なのは、なぜ?

と聞き、本人の意見をたいせつにします

だって、行動するのは本人なのだから
安心感があれば、自信をもって行動できると思いました

本音は…

りょう育ママ

長男が同じ時間帯に習い事をはじめる予定だった
だから、長女だけでも送迎しなくてすむようにしたかったのよ…

挑戦することには全力で応援する

小学4年生の時に果敢にも英検と漢検を同時受験を希望しました

長女

わたし、英検と漢検を受験してみたい!

なんと自分から試験を受けたいと言ったのです
親のわたしも覚悟を決めてやりました

ひとりでは、この難関を越えることは、むずかしい
わたしができるのは…伴走だけ

わたし、発音カタカナ
英語は、大嫌いでした

りょう育ママ

コーチが
監督がほしい!

りょう育ママ

彼女とわたしのココロの支えがほしい!
そこで、ぱんだちゃんのおうち学校
英検・漢検突破コースを受講しました

親子だからこそ、のりこえられる

ただ単に丸つけするだけではなく、試験官になったつもりで
正解してても

りょう育ママ

ここ、トメハネハライがきちんとしていない

りょう育ママ

マークシートからはみでている

りょう育ママ

枠内におさまっていないよ

過去問もなんどもなんどもやり、まちがったとこはやり直す

  • ノートにどう書くのか
  • 本番では、どのように名前や住所を書くのか
  • 問題の答えがわからなくてもマークシートをすべてうめるなど
  • わからない問題をとばす

なんども練習です

「やっときやー」では、やり終わらない

できたときにすぐ褒めるができないから💦
壮絶な様子を見ていた弟たちは、なんともおとなしかった…わけがない🤣

お母さーん、音読聞いてー

長男

りょう育ママ

はい、はい

聞きながら、長女の間違いを書く

お母さーん、かまってー
遊んでー

次男

次男を足でいなしながら、わたしも書きつづけ…
できたら、長女にノートを渡して
ご飯つくったり
長男の宿題をチェックしたり
次男のお昼寝をさせたり…

まぁ、1日があっという間に過ぎます

りょう育ママ

戦争のような毎日でした

手を抜けるとこは、ママも手を抜く

模擬受験・高校入試と考えて
伴走するわたしもムリはしないことにした

りょう育ママ

弟たちにもお姉ちゃんテストあるから、一番ね
(少しは我慢せえよ…ムリなのは知っとる💦)
と伝えていました

わたしはできることは…

弟たちが邪魔しないように環境をととのえたり
先生から習った勉強方法やアドバイスを教えたりするだけ

勉強するのは、本人

結果は、どうでもよい

矛盾した言葉なのかもしれない
試験までは、ここをやらないと合格しないよ…と言いながら
わたしにとって大事なのは「結果では、ない」んですよね

勉強した彼女の努力・過程をほめたたえたい
これは、知識が無駄になるのではなく蓄積される

がんばったという時間は、彼女の中に残ると経験しているからなんですね

試験に付き添い、終わったらご褒美に好きなスイーツを二人でひそかにたのしむ

りょう育ママ

わたしもご褒美にあやかります♪

結果がでない場合は、お母さんのやり方がまずかった

努力したのだから、やり方がまずかったのだと素直に言います。

ごめんねー
次は、どうしよっかー

りょう育ママ

くらいの軽さで対応してます
わたしがため息をつくものなら、パニックを起こして自分を責めちゃうので💦

英検5級、漢検7級(小4相当)W合格

ごほうびもタップリ❗️
試験終了後と合否判定の日の2回に分けてご褒美を用意しました。

試験終了後は、コッソリ普段食べないクレープを食べて帰る
合否判定の日には、(例え落ちていても)
リクエストされたおかずを夕飯をめいっぱいつくる!

勉強よりもメニュー選びを真剣に悩んでいた、彼女でした

その後どうなったかというと…

小学5年生で英語の授業がはじまりました。
先に習っていたおかげで、発音をとてもほめられました。
もちろん、内容理解も十分♪

なのに…
小学5年生になった時には、英検4級を受けると言い出し
またもや猛特訓

かわいい英語辞典を買って挑戦しました

…が、今度は残念賞

泣くか
パニックをおこすかと思っていたら…

納得できない
もう1回受ける!

長女

となぜかやる気満々で…💦
2回目で見事合格しました。

小学6年生では

英語の授業で先生の発音アシスタントでお手伝いをするまでになりました
そして…また…

英検3級受けたい

長女

3級のレベルは中学卒業程度
まぁまぁ…いや、かなりハイレベルです。

中学生にもなってないのに中学卒業レベルを受ける、と

ちなみに…現在、オトナのわたしですら、長文を解くことができません。
当時中3だった夫も、英検3級を落ちた。
そんなレベルです。

3級は一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています。
さらに…英作文が出てきます
ここからは、英語の文法をしっかり覚えて
単語のスペルミスが命取りとなるレベル

ライティング
質問に対して、あたなの考えとその理由を2つ英文で書きなさい
語数の目安は、25語~35語です
回答が質問に対応していないと判断された場合は、0点とされることがあります

親がムリなら、プロをたよる

英作文(ライティング)がこんなにも厳しいことをはじめて知った、わたし
早速、ぱんだちゃんのおうち学校の先生に泣きつきました(笑)

先生に母よりやさしく、わかりやすく勉強方法を教えていただきました
復習できるように勉強法を親子で教えてもらいます。

愛がこもったプレゼント(宿題)もいただき
最後の最後まで単語を復習していた

自分でどのようにすれば単語を覚えられるのかも考えていた

単語帳にひたすら書いていました

最後の追い込みで大問2

5問中1個しかとけなかったのが
本番では5問中4個の正答率
英作文も口頭で答えられるくらい
がんばってた!
筆記は、時間がかかる英作文を後回しにして
自信のある問題から取り組むこともできてたそう
毎日やっていた、リスニングが全体をひきあげてくれての合格です

がんばって勉強するその姿をほめる

こんなに覚えられたんだ。書いたんだ…とノートを見ることもありました

ほぼ毎日、宿題に家庭学習
そして、英検のリスニングをかかさず聞いていました

年末年始関係なく…

実は、境界域知能の彼女(発達検査でIQ80~85)
☆知的障害と判断されるのは、発達検査IQ70~75以下

くり返しくり返し勉強しないと定着しません。

5級の単語を忘れていることも しばしば💦

歯をくいしばりながら
勉強する姿は
鬼気迫るものがありました

先生方のサポートがあったからこそ、
わたしが折れなくてすみました😭
(もう勉強やめて💦と何度いいそうになったか…)

ふつうでなく
相当がんばったからこそ
結果ではなく
努力をほめるべきだ!と思いました

3級だから、3回受ける気でいてた…わたし
彼女の努力するという「チカラ」を本当に尊敬しています✨

ちなみに…

今回、残念賞と用意していたのは、こちら


お絵かきが大好きな長女へ
ロック機能付きの電子メモ(収納ケース付き)
早速、英単語を覚えるように使ってます(笑)

可能性は∞

英語の教科になれてくれればいいなとはじめた
境界域知能だから…
凸凹ちゃんだから…
と試験を受けずあきらめていたら、この達成感と笑顔はなかったと思います

りょう育ママ

可能性をひろげられる母になりたい!
二次試験対策に向けても伴走できるようにがんばりますよ~
今後の予定

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