2021年の夏
宿題で自由課題だった読書感想文に自ら立候補した、長女
テーマは、発達障害
長女は、自分と登場人物をリンクさせた
長女
と言えた彼女だからこそ
取り組んでほしいテーマ
絶妙な本を選んでくれた
ぱんだちゃんのおうち学校 図書室の まい先生
6月頃、選書の達人に選んでもらった1冊の本
課題図書として、ある中から選ぶのではなく
この本なら…書きやすいのではないかと言ってくれた
一冊の本で世界を広げる…
とまい選書に感じました
となりの火星人
リンク
「火星人」ていう比喩は、発達障害の人を表す言葉として
最近よく使われていて
この本のタイトルや内容にも深くかかわっている
夏休みになる前から
学校の朝読書の時間に
家で
なんども読む
一回ではなく、くり返し読む
この本だからこそ
なんどもなんども読めた
この本のココ、すごいんだよ
と教えてくれる
お気に入りの本となった
りょう育ママ
なので、わたしは、本を読ませてもらってません💦
初稿は、想いのまま書く
本を読んだあとの気持ちを言葉にしてもらう
気にいった部分に
付せんを貼っていってもらったら
付せんだらけになった
ココロに響いたシーンが14個
そのあとに…聞き役として問いかける
まい先生の言葉を伝える
わたしからの影響力を少ないようにしました
最初は、10枚書く
彼女の想いを切るようだったけど
400字詰め用紙5枚以内におさめないといけない
なんども
なんども
やり直しをした
どんなに書き直しを言われても
くらいついてあきらめない姿を
母としても気のすむまでやってほしかった
ココロをえぐる作業
自分の特技と思える部分と、認められなくて悔しかったり自分が嫌になる部分が詳しく書くと迫力が出る
まい先生からのアドバイスは、的確で強制しないし
選択肢をくれるから、やさしい
いじめがあって
そこを母としてつつくのこわかった
でも、わたしのエゴかもしれないけど、リアルに書いてほしいし
…わたしも知りたい
書くことで昇華してほしい
気持ちを乱しても
夏休みだと、わたしがフォローできる
どんな想いも受けとめようとココロに決めた
そんな長女は、夏休みの宿題
人権作文でも凸凹のことをとりあげていた
なにかを感じとったかのように書いていく
わたしは、それを見守るだけ
自分の手で書き上げる
この経験こそが彼女に自信をもたらすのだと思います
どの言い方が文章としてわかりやすいかを
親子で考え…
まい先生にアドバイスをいただいた
バトルをしながら、長女と向き合う
わたしの言葉に影響されないように
あくまでも
りょう育ママ
あなたは、どう思う
3時間ほど「わかんない」と泣く
泣いてたけど、放置
イライラするけど、話しかけない
その間、わたしは「ちがう」ことをする
終わった後に感想を聞くと
長女
たまに良いこと言う、長女
でも、すぐ忘れるので
そこをメモするのがわたしの作業
伴走してくれた先生がいたから
最後まで投げ出さずに親子で向き合えた
「はじめて」が苦手な
長女が「はじめて」の先生に
絶大な信頼を寄せたことが、彼女の成長でした
丁寧に見てくれたことと
選書で
まい先生を信頼してる感じです
先に課題図書を読ませて
イメージをふくらませる
そこをしてからの親子の対話
本当にどの子も
独特の感性をもっている
親の質問の仕方で
かわってくるんだと
つくづく感じる
だからこそ…やめられない
わが子の想いを聴ける瞬間
去年までは、仕上げることに一生懸命だった
今年は…自分の内面をえぐりたしたからこそ
結果が…気になった
去年なら、「ふぅん」ですんだことも
今年は「くやしい!」と感じた
渾身の力を注いだからこそ
校内選考におちて「くやしい」と思えた
これが、どれくらいの成長に値するのだろう…
凸凹ちゃんは、ゆっくりだけど成長する
わが子が わたしに教えてくれる
こんなにも内にたくさんの感情を秘めている
だからこそ…やめられない
くやしいという感情がでて
そこにかける情熱がでてきたこと
貴重な夏休みに体験した
結果がすべてと言われる勉強
結果ではなく、最後まで書いたこと
書き上げたことが
彼女の自信になったよ
「いっぽ」でも前へ
わたしが進むことで
子どもがついてくれる…ことを信じてる
丁寧に
一文字ずつ想いをこめての清書
1ページを1日かけて書き上げました(本来は手書きです)
長女の許可をもらって、最後の段落だけ掲載
私たちに限らず、誰でもそれぞれ生き辛さを抱えているからこそ、助け合えるようになればいいと思う。
私は、もっと人に優しくできるような人が増えて、助け合える世の中にしていきたい。だから、まずは自分が優しく人に接していくことが大切だと思う。
固まっている所を見れば、それは困っている子だと私にはわかる。私の特性だからわかることだ。
人よりも時間がかかってもいいから、恥ずかしがり屋の私でも「何かできることは、ある?」と声をかけられる人になりたい。
その一言で、困っている子が救われて笑顔を見せてくれる。誰かのためにやるけれど、私は見返りを求めているわけではない。これをきっかけに信頼できる人が増えてほしい。
そうすれば、優しい社会を築きあげることができると私は信じている。
りょう育ママ
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