子どもの発達に悩んでいるパパママは、凸凹カフェへ

自治体によって受験システムが「ちがう」

去年、娘が中2の頃から動き出しているんだけども…
4月から中3になる長女の選択肢を広げるための下準備
特別支援学校によっては、中1から説明会やら
相談会に行かないと受験資格がコロナ前は、なかったそうです

昨年は、公立高校の合同説明会にも参加
特色類型などわたしが知らないこともあった
公立高校の個別相談会に中2で来たのに驚いてた先生いたなぁ
通信制高校の合同説明会は、セミナーや相談会つきでおもしろいねぇ

中学校のときには、こんな感じ

中学校の進路に悩む

りょう育ママ

高等学校になると選択肢が広がるよ

自治体によって受験システムが「ちがう」

兵庫県は、公立高校が2校受験できるんです
大阪府は、公立高校は、1校しか受けられない
兵庫県の人は、普通科ではなかったら大阪府の公立も受けられるのだとか(園芸高校とか被服科とか)

これだけ聞くと「ええやーん」ですが

加算は学区によってちがう

そもそも加算点は、第一志望のとこしかつかない
しかも、おなじ市内の中学校でも加算点がちがうんだとか

例えば

○学区だと第1志望のみ10点加算

なんでやねーん💦

しかも、兵庫県は内申点と当日テストの比率が

50:50

全国的に見ても内申点の割合が多いのです

わが子が通っている中学校は、特別支援学級在籍で週1の取り出しまでなら内申点は、つく
でも、週2以上の取り出しなら小テスト受けられないから内申点としての点数はつかず文章表記となると聞きました

計算方法がややこしい

内申点は、250点
しかも、副教科の方の割合が高い
わかりやすいように内申点オール5で計算しますね

副教科の内申点は、脅威の7.5

5✖4✖7.5=150(オール5計算)

5教科は、4倍

5✖5✖4=100

当日テストも、250点

合計510点満点 第1志望の場合
第2志望は、500点(加算なし)

で、表にするとこんな感じです

総合判定
調査書 + 学力検査
中学校からの調査書

・1~3年の学習判定
・出欠の記録
・学級活動、性と活動、学校行事などの特別活動や部活動の記録

調査書(3年生の学習評定)
(国+数+社+理+英)5段階×4=100点
(音+美+保体+技家)5段階×7.5=150点

入学当日の学力検査

・国語、数学、社会、理科、英語の5教科(各50分)
・英語の聞き取りテストを50分のうち10分
・音楽、美術、保健体育、技術家庭科は実施しない

(国+数+社+理+英)500×0.5=250点

合計500点満点
+第1志望加算がある

公立は、受かったら絶対行かないといけないと説明あったなー(それもいや)
※兵庫県の今年の公立高校受験システムなので、2023年度は今のところ不明です。
かわるかもかわらないかも言えないんだそう

★広島県では、「自己表現力」も試される
https://www.fnn.jp/articles/-/482821?display=full

りょう育ママ

これを子どもに説明…ようしないわぁ

特別支援学校は、高卒資格がない

意外と知られてないのですが、療育手帳が必要なことはもちろん!
入学前には、親子で何回も相談会や見学、体験会に行かないと入学試験自体が受けられないのですね
本人の通いたい意志と自力通学できるかを確認するのとため、なんだとか

実は、コロナ前は中1から説明会に参加しなくちゃいけなかったみたい
コロナ禍で中1には、説明会がなくなったのです…たまたま

特別支援学校職業科
特別支援学校分教室
高等特別支援学校への見学に行きました

中学校の進路説明会
進学率の高さを言われたけど
進学する以外の道をもっととりあげてほしかったなぁ

公立、私立、特色選抜、通信制、通級、定時制
就職、無所属、ボランティアも視野に入れている
と言うと驚かれた
無所属とは、斬新だとも💦

なーぜー?

進学がすべてでは、ないよ

高校だけが「道」じゃないよ

行かないとの選択肢もあり
学びなおすもあり
学びたいと思ったときに学ぶ、でいいのでは?
学びたいと思った学校がなかったら、しょうがないよねー(毒)
メンタル落ちたときには、何もしないもあり。

りょう育ママ

他の方法も見つけとかないとね
選択肢がひろがるんだから、もっとやわらかく対応や制度になるといいなぁ

中学校卒業後の進路について

※高等学校には、特別支援学級がありません💦

高等学校

進級・卒業するために各高等学校で定められた「単位」の取得が必要
単位の修得には、出席時間数や定期テストの成績で各校で定められている条件をクリアしないといけない
学校で学ぶ時間帯や学びの違いによって

  1. 全日制
  2. 定時制
  3. 多部制
  4. 通信制

の課程にわかれている
◎①全日制(公立・私立)

小学校や中学校と同じように朝登校して、1日5〜6時間の授業を受けます。
1年間で200時間程度の授業があり、基本的にクラス全体で同じ時間帯に同じ授業を行うスタイル

学科

◎普通科

国語、地理歴史、公民、数学、理科、英語などの教科を広く深く学ぶ
高校卒業後の進路にあわせて理系、文系など学習する教科を選択できる

◎普通科新学科 NEW

令和6年度より兵庫県立高等学校の普通教育をする学科として新設

  1. 文理探求科:学際領域に関する学科
  2. 地域科学研究科:地域社会に関する学科
  3. STEAM探求科:STEAMに関する学科
◎職業学科

農業や工業、商業など各分野における専門知識と技術を学び、スペシャリストとして活躍する人材を養成する学科

◎総合学科

生徒の興味・関心、進路希望に応じて、普通科目と専門科目の両方から自分自身で選び学習することができる
適正検査や面接、テーマ別に小論文を書く課題もある

◎特色類型

高校1年時から、より高い専門性で学べる課程として、それぞれ独自に「特色ある専門学科」「コース」「(特色)類型」を設置しています。

  • 全県学区で推薦入試
  • 定員は各校40人(各高校の募集定員の20%以内)
  • 試験の内容は、適性検査・面接・小論文(作文)・実技検査など+調査書の総合判定
  • 学校ごとに学べる内容がちがう

◎②定時制

勤労青少年のために1948年に発足した高等学校課程。
夕方から始まる学校が多く、仕事をしながらでも通学することが可能

  • 昼間定時制:13時~16時
  • 夜間定時制:17時~21時
  • 学校によっては、3年で卒業する3修制のところもある

◎③多部制

1日12時間行われる授業の中から、生徒それぞれの生活スタイルに合わせて1部・2部(昼間)あるいは、3部(夜間)で学ぶことができる高校
毎日登校が必要となっていますが、1日の授業時間が4時間程度と短い学校が多いのが特徴

  • 自分の生活スタイルにあわせて学習する時間帯を選ぶことができる
  • 所属する部のみ(1日4時間授業)で学ぶと、4年間で卒業することができます。
  • 所属する部以外の授業も受けると(他部履修1日6時間)、3年間で卒業することも可能

◎④通信制(公立・私立)

”通信による教育を行う”ため、登校回数などが全日制・定時制と異なりますが、卒業の際に得られる高校卒業資格はおなじもの
なお、高校を卒業するためには、全課程共に3年以上の在籍期間を満たしている必要があると、学校教育法により定められてる

  • 週何回通うかを自分で選択できる場合や年1回の合宿に参加するなど、学校によってちがう
  • スクーリング回数や場所は学校によって異なる
  • レポート(課題の添削)、スクーリング(面接指導)、テスト(試験)を通じて単位を取得
サポート校

通信制高校に通う生徒が3年間で卒業できるよう、学習面、生活面、精神面でサポートするのが目的
学校教育法で定められた法的な「学校」としての認可を受けていないので、サポート校だけでは高卒の資格(学歴)取得はできません。
通信制高校+サポート校だと学費が2校分かかります。
◎単位制高等学校

学年の区分がなく、生徒が自らの興味・関心や進路希望等に応じ て履修する科目を選択でき、修得単位数の合計が、卒業に必要な単位数を満たせば 卒業できるシステムの高校

  • 学年の区分がなく卒業に必要な単位数(74単位)が認められると卒業できるしく
    年度ごとの進級・留年という考え方がなく自分のペースに応じた学習が可能
  • 必ず学習しなければならない必履修科目と自分の興味関心や進路に応じて選ぶ選択科目がある

◎連携型中高一貫教育校

中学校と校と学校の系統的な学習をする

  • 募集定員の75%は、連携中学校の推薦入学
  • 募集定員-推薦入学の合格者=一般公募

◎高等専修学校

高等専修学校(専修学校高等課程)は、中学校を卒業した生徒が、
少しでも早く自分の夢や目標に近づくために、専門知識を学べる学校

  • 専門分野や取得できる資格の種類により、教科や授業の内容が大きくちがう。
  • 高等専修学校では多様な分野の資格が取得可能
  • 就学年数は学ぶコースによって1年から5年まで
  • 大学入学資格付与指定校あり

◎高等専門高校

技術者になるために専門的な知識、技能を身に着ける5年制の高等教育機関

  • 短大卒とおなじ
  • 卒業後に2年の専攻科に進学することで学士の学位取得可能。
  • 大学への編入も可能。
  • 高校と大学が合わさったような学校であり、単位制の学校

◎チャレンジスクール(定時制・総合学科)東京都

小・中学校時代に不登校経験を持つ生徒や長期欠席等が原因で高校を中途退学した者等を主に受け入れる総合学科・三部制(午前部・午後部・夜間部)の高校で、他部履修により3年での卒業も可能とする。
◎エンカレッジスクール(全日制)東京都

小・中学校で十分能力を発揮できなかった生徒のやる気を育て、頑張りを励まし、
応援する学校として、社会生活を送る上で必要な基礎的・基本的学力を身に付けることを目的として、既設校の中から指定。基礎・基本を徹底するとともに体験学習を重視

特別支援学校

出願にあたっては、生徒と保護者がともに学校見学をする必要がある
入試は、学力検査・作業能率検査・面接など

MEMO
特別支援学校高等部を卒業した時は、一般の高校と同じような<高校卒業資格>ではなく
<特別支援学校高等部卒業資格>です
障害者手帳が在学するには、必要
大学の入学にはどちらも使えますが、特別支援学校は自立課題が多いので進学率は、全体のおよそ2%以下とかなり狭き門です

高等部
障害のある生徒については、その可能性を最大限に伸ばし、
社会の一員として可能な限り主体的に生活を営むことができる力を育成するため、
特別な配慮のもとに手厚くきめ細かな教育を行う学校。

職業科

  • 卒業後の進路としては、療育手帳を利用して障害者枠での一般就労が目標
  • 高い就職率もさることながら、三年後の継続率も高い

りょう育ママ

◎がついているものは、高卒資格があるものです

こんな取り組みもあります

不登校特例校

正式名称:不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校
学習指導要領の内容などにとらわれずに、不登校の状態にある児童生徒の実態に配慮した特別な教育課程を編成し、実施している学校

  • 学び直しのための入門科目を設置
  • 生徒ケアが手厚い
  • 学校数は、24校(うち公立14校、私立10校)※R5年度小中等部も含む

高等学校における通級による指導

平成 30 年度から高等学校における通級による指導が制度化された

  • 通常学級に在籍
  • 自立課題がメインとなる

令和4年度高等学校における通級による指導実践校育

通級指導教室をほりさげ! 大阪府立自立支援推進校

知的障がい生徒自立支援コース設置校:11校
高等学校の学科内に設置

  • 受験者は大阪府内の中学校を卒業する見込み
  • 療育手帳を所持している者又は児童相談所等の公的機関により知的障がいを有すると判定を受けた者
  • 自主的な通学が可能である者
  • 学力検査を実施せず、面接+ 中学校長の調査書及び推薦書+ 自己申告書

大阪府立共生推進教室

共生推進校(共生推進教室設置校):10校
職業学科を設置する府立知的障がい高等支援学校(以下「本校」)の生徒が、府立高等学校に通い、高等学校で学ぶ

  • 週1回程度、本校で職業に関する専門教科を学ぶ
  • 生徒の教育的ニーズを把握し、必要な支援を行う
  • 高等学校と連携し、就労支援の取組みの充実を図ります。

SEEDSプログラム(阪大)

「SEEDS」とは、Science & Engineering Enhanced Education for Distinguished Studentsの頭文字をとったもの。
SEEDSのホームページでは、「世界最先端の科学技術にいち早く触れてみたいという意欲的な高校生向けのプログラム。
大阪大学での多岐にわたる研究に触れてもらうことで科学に対する小さな好奇心の芽を大きく伸ばしてもらうのが目的」と紹介されています。

  • 高等学校(高等専門学校を含む)1年生、2年生
  • ただし、中学校段階の生徒が極めて卓越した意欲・能力を備え、高等学校段階の生徒に対する教育プログラムをそのまま受講できる場合に 限り、中学校段階の生徒にも応募を認めます
  • SEEDSプログラムの受講生としての活動経験が無い生徒に限ります
  • 8割以上の出席ができる生徒に限ります

異才発掘プロジェクト ROCKET
※2021年度をもちまして支援を終了いたしました。

仕組みの違い

全日制 定時制 通信制
入学試験 公立 5科目
私立 3~5科目
国語、英語、数学+面接 書類選考、作文、面接
新入学時期 4月 4月 4月・10月
通年入学可能な学校もある
転入・編入時期 学期末、年度末など決まった時期 学期末、年度末など決まった時期 随時
初年度費用 公立 年25万円~
私立 年75万円~
公立 年7万円~
私立 年50万円~
公立 年5万円~
私立 年25万円~
就学支援金
年数 3年以上
学習制度 学年制 学年制 単位制
学習方法 教師による授業 教師による授業 参考書や動画授業を参考にレポート作成
個別授業 × ×
学歴 高校卒業
登校日数 週5日 週5日 自由
週1~5日程度
年5日程度の合宿形式
月2回の動画授業 など
通学時間帯 1日5~6時間授業 午前・午後・夜間のいずれかに4時間授業 自由
午後からや土日のみも可能
(1コマ45~50分)

※あくまでも目安としてご参考ください

高校でのポイント

  • 通級制度 開始(平成30年4月)
  • 義務教育ではないので、休学や退学も勧められることもある
  • 自分が学校をえらべる
  • 2校分のお金が発生することもある
  • 高卒の資格がとれないところもある

卒業要件

  1. 高校在学期間(通算)が3年以上
  2. 必履修科目を全て含み74単位以上の取得
  3. 特別活動(HR・学校行事など)60時間以上の出席
学校法人とは…
私立学校を設置し、運営していく主体。1つの学校法人が複数の私立学校を設置することも可能
学校法人の運営には、理事5人以上、監事(かんじ)2名以上いなければなりません。
高等学校卒業程度認定試験【高認】
高校を卒業していなくても、高校を卒業した人と同じくらいの学力を持っていることが証明され、大学や専門学校などの入学試験を受けることができる。
基本的に4つの解答の中から正解を選ぶマークシート方式
8科目すべてに合格することで高卒認定合格
年2回実施(8月・11月)
1回の試験ですべての科目に合格しなくてもOK(何度でも挑戦可能)
高等学校等専攻科
高等学校等専攻科は、下記①~③いずれかの要件を満たした専攻科になります。
①大学への編入学基準を満たす課程を有する
②国家資格者養成課程を有する
③就労支援に資する教育課程を有する(特別支援学校の専攻科に限る)

調べるのにすごく時間がかかりました💦
まちがっている部分があれば、コッソリ教えてくださいね💦

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  • miraicafe
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