障害者手帳は３種類

よくお問い合わせがある「療育手帳」
療育手帳は、障害者手帳の1つです
今回は、こちらについて書いてみたいと思います。
表記の間違いなどございましたら、ご連絡頂けますと幸いです。

障害者手帳は、3種類あります

• 身体障害者手帳
• 精神障害者保健福祉手帳
• 療育手帳

手帳を取得すれば

≪税における控除・減免≫
≪各種運賃の割引・減免≫
≪公共料金の割引・減免≫だけでなく
下記の福祉サービスが受けられます

• 日中一時支援
• ショートステイ(短期入所)
• 移動支援

⚠️都道府県によっては、療育手帳を取得しなくても利用できる自治体もありますよ。

療育手帳の呼び名は、さまざま

都道府県によっては、「愛の手帳」「みどりの手帳」など呼び方は様々で 手帳の大きさ・色も異なります

療育手帳制度は、知的障害のある方が一貫した療育・援護を受けられることを目的にして作られました。

「療育手帳制度について（昭和48年9月27日厚生省発児第156号厚生事務次官通知）」
というガイドラインに基づいていますが、法律で定められた制度ではありません。
そのため、地方自治体の裁量が強く、全国一律の基準がないのが現状です。
18歳以降も、子どもの頃から知的障害があったことが証明できれば、手帳が取得できます。
しかし18歳以上になってから知的機能や認知機能に障害が認められた場合などは、療育手帳の対象からは外れます。

現在は各都道府県ごとに許可基準がことなっています

自治体によっては設定しているＩＱの上限値を上回った場合でも
社会適応能力、専門医の診断結果などを総合的に判定し、交付する場合があります。
なので、自治体ごとに基準が少しだけ違うのだと思います

問題点

療育手帳を交付されていたけど、他の都道府県等に引っ越した場合
転居先では交付されないといった事態が起きている

なぜこんなことが起きているのか？

発達障害支援法はあっても、独自の手帳制度がないため

今後どうなるかは、分かりませんが…

療育手帳を取得出来なかった場合

精神障害者保健福祉手帳を取得する方が多いです

精神障害者保健福祉手帳とは
精神障害・発達障害の人が各種のサービスを受けやすくすることを目的に交付されるものです

療育手帳と精神保健福祉手帳のちがい

手続き方法

①川西市健康福祉部 福祉推進室 障害福祉課へ必要書類を持参

1. 各種申請書類　※所定の様式が障害福祉課にあります
2. 写真（たて4センチ、よこ3センチ、上半身無帽、概ね6か月以内に撮影されたもの）
3. 印鑑
4. 母子手帳や医療機関での知能検査の結果、ご家庭にある学校の成績表等、参考となる書類

②こども家庭センターより面談日の通知が来るまで待つ

③こども家庭センターで下記を行います
お子さん：発達検査(新版Ｋ式)
保護者：生育歴の聞き取り
子供の検査結果が終わったら、
その場で手帳交付できるかと等級（A1,B1,B2）を教えていただけました
IQ75以下が知的障害と判断されます
④療育手帳取得の通知が来るまで待つ
⑤通知が来たら、療育手帳を取りに行く

川西市では、川西こども家庭センター
〒666-0017
川西市火打1丁目12-16 （キセラ川西プラザ3F）
電話.072-756-6633　FAX.072-756-6006

更新時に必要なもの

特に更新通知が来ないので
手帳の有効期限を手帳に書いておくことをおススメします

【持参するもの】

• こども家庭センターより送られてきた書類
• 本人の写真
• (あれば)発達検査結果など

更新手続きを終えると

手帳は、こども家庭センターより交付のお知らせが来てから市役所に取りに行きます
その時に古い方の療育手帳を持っていきます
また、判定意見書は別で先に郵送されてきます
必要書類を書くだけですので
わたしは、必ずいただくように毎回お願いしています

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