特別支援学級の先生
特別支援学級(支援級)在籍の時の担任の先生
支援級在籍の時は、わが子の担任の先生を「支援担」
クラスの先生のことを「交流担」と言います
障害別学級
- 知的障害
- 自閉症・情緒障害
- 難聴
- 肢体不自由
- 病弱・身体虚弱
- 弱視
特別支援学級の先生は、障害種別学級となるため異学年を受け持つこととなります。
例)1年生2人、3年生2人、6年生1人 など
1日5~6時間の授業です。
りょう育ママ
開級されていない学級もある
特に中学校は、
中2の生徒が在籍している学級を確認した方がよい
小6もしくは、中3である学級も卒業したら一度閉級になる
学級が設置されていない場合の措置として
①ちがう支援学級に在籍
②通常学級で合理的配慮をうける
③難聴学級がある学校へ行く
通常学級の担任よりも支援学級の方が在籍人数が少ないので分やりやすいと、思われるかもしれません。
でも、実は特別支援学級担任の先生こそ専門的な知識や技術が求められています。
・衝動性の高い児童を追いかけないといけない→ただ、単に追いかけるだけだとケガをします
・一人一人にあった個別の指導計画と個別の教育支援計画をたてないといけない→しっかりアセスメントしないと書けません
・交流学級の先生との連携もとらないといけない
1クラス8名とは言え、かなりの専門性を要します
1クラス35名をまとめることもたいへんですが、障害種別ごとにわかれていて学年もことなる8名を個別支援するのも至難の技です
★よく聞かれる質問として…
特別支援学級の先生は何か特別な資格をもっておられるのですか?
特別支援教育士という専門の民間資格や特別支援学校教諭免許状「は」あります。
しかしながら、多くの特別支援学級担任の先生は教員免許のみです。
会社で例えると、総務から会計への異動と大差ないと言えます。
異動後に簿記の資格をとるのかは、本人次第ですよね…
通常学級でも特別支援を学ばれている
児童がわかりやすいように授業の教材を手作りされている先生はいます。
支援学級にも勉強して、生徒ごとにフォローをかえてくださる先生もいます。
通常学級でも支援学級でも特別支援を学ばれている先生方が連携してこそ、インクルーシブ教育ができるとわたしは思っています。
そして、残念ながら学級崩壊した先生が特別支援学級の担任になることもあるのが現実ながら、わたしも体験しました。
りょう育ママ
実際に支援してもらったことがある内容
個別の取り出し(グループで取り出すこともあります)
週一の取り出しを少人数制時にした
授業の入り込み
雑談力の練習(話を簡潔にしすぎなので)
課題が終わったあとに先生とおしゃべり
高学年になるとSST(ソーシャルスキルトレーニング)やアンガーマネジメントもおこなうこともありました